☆雅side☆ ピアノソロを終えた俺。 得意のアイドルスマイルをお客さんに飛ばし、足早にステージ袖に逃げ込む。 歌っている間、ドキドキを隠すのに精いっぱいだった。 この歌詞なら、絶対に気づいてくれるでしょ? 俺が大好きでしかたがないのは、明梨ちゃんだって。 歌に想いを込めることしかできない、ヘタレな俺だけど。 ――誰よりも俺が一番、明梨ちゃんが大好き。 その自信だけはあるよ。 幼馴染の珀斗くんにだって負けないんだから。