へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目


楽譜を手にした私を咎めたりなんかしない、穏やかな雅くん。


一生懸命、雅くんに笑顔を作ったけど……


雅くん。

早く気づいてよ。
 
私の目の前で、ものすごく残酷なことを言っているって。


1年から明虹学園に入ればよかった?

そしたらもっと、翠さんと一緒にいられるから?


天使みたいに無邪気な笑顔でそんなこと言われたら、胸を包丁で真っ二つにされるくらい痛むんだよ。苦しいんだよ。

普段の自分では、いられなくなるんだよ。


もう限界。 

他の人を想って微笑む雅くんを見てるなんて、もうムリ。


そう思った時には、涙と共に堪えていた言葉が飛び出していた。

 
『私は……この学園に来て欲しくなかったよ……雅くんに……』って