珀ちゃんの切なそうに震える声が耳に届いた直後、私の首筋に珀ちゃんの唇が押し当てられた。 「ひゃえ!!」 口から洩れたのは、自分でも聞いたことないような照れ声。 必死にもがいて、珀ちゃんの腕の中から逃げ出す。 壁を背に、安心のため息を吐きだしていると、珀ちゃんが私の前に詰め寄ってきた。 私の背中の壁に、両手をついている。 私…… また捕まっちゃった…… 切なそうに私を見つめる、珀ちゃんの瞳に……