へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目


珀ちゃんの切なそうに震える声が耳に届いた直後、私の首筋に珀ちゃんの唇が押し当てられた。


「ひゃえ!!」


口から洩れたのは、自分でも聞いたことないような照れ声。

必死にもがいて、珀ちゃんの腕の中から逃げ出す。

壁を背に、安心のため息を吐きだしていると、珀ちゃんが私の前に詰め寄ってきた。

私の背中の壁に、両手をついている。


私……

また捕まっちゃった……

切なそうに私を見つめる、珀ちゃんの瞳に……