「アハハ。そんなに怒んな」
「怒るに決まってるよ」
「言っただろ? うちのクラスの出し物だって」
「でもステージの上で。あんなこと言うとか……ありえないんだから」
「ちょっとはドキドキした?」
「全くしなかった」
「明梨、顔真っ赤じゃん」
「それは珀ちゃんが……」
好きとか……
言うから……
「これはしたな。ドキって。マジな奴」
したよ。
ものすごくしたよ。
いくら冗談だとしても、真剣な瞳を向けられたら心臓が疼かないはずないでしょ。
「ドキッとなんて……してないもん」
「じゃあ、これは?」
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