へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目


私から発した強い拒否反応。

幼馴染の珀ちゃんなら、わかってくれる。

そう信じたかったのに……


「早く決めろ!」

凄みのある声で、急されて。

やるまで、逃がしてくれそうにない。

私はすでに諦めモード。


珀ちゃんは岩より硬い頑固者だから。

それなら、せめて……

 
「どの人がお化け役をやってくれるのかなぁ? あそこにいる、ゾンビの女の子とかがいいなぁ」


「はぁ? 俺がやるに決まってんじゃん」


ひぇ!! 

珀ちゃんが?


それはちょっと……

恥ずかしすぎというか……


これからも続く、幼馴染の関係。

簡単に崩れちゃいそう……というか……


「で? 決まったわけ?」


決まるわけないよ。

これ、本当にやらなきゃダメなの?

みんなに見られる教室で?

……恥ずかしすぎだし。