私から発した強い拒否反応。
幼馴染の珀ちゃんなら、わかってくれる。
そう信じたかったのに……
「早く決めろ!」
凄みのある声で、急されて。
やるまで、逃がしてくれそうにない。
私はすでに諦めモード。
珀ちゃんは岩より硬い頑固者だから。
それなら、せめて……
「どの人がお化け役をやってくれるのかなぁ? あそこにいる、ゾンビの女の子とかがいいなぁ」
「はぁ? 俺がやるに決まってんじゃん」
ひぇ!!
珀ちゃんが?
それはちょっと……
恥ずかしすぎというか……
これからも続く、幼馴染の関係。
簡単に崩れちゃいそう……というか……
「で? 決まったわけ?」
決まるわけないよ。
これ、本当にやらなきゃダメなの?
みんなに見られる教室で?
……恥ずかしすぎだし。



