たまらない!!
両腕を上下にぶんぶん振りたいほど、明梨ちゃんが可愛くてたまらない!!
髪を切ったよね?
柔らかくウエーブのかかったカフェラテ色の髪が、胸くらいの長さになっているし。
他はどの部分が変わったのか、よくわからないけど。
明らかに、色気みたいなものが増している。
ヤバい、俺。
教壇の前に立ったままだけど、このままずっと明梨ちゃんのことだけを見ていたい。
あっ、忘れてた。
夢にしか出てきてくれなかった明梨ちゃんと目が合っている。
そんな現実が幸せすぎて、完全に吹き飛んでいた。
笑わなきゃ!
このまま明梨ちゃんを見つめて、得意の笑顔でニコって!
頭ではわかってるはずなにの……
俺の頬、どうしちゃった?
なぜ固まってる?
心臓はうるさいほど跳ねているのに、顔の筋肉はピクリとも動こうともしてくれなくて。
まるで知らない人と目が合った時のよう。
プイっ!
明梨ちゃんから、視線を外してしまった。



