*
☆雅side☆
これ……戻ってきちゃったなぁ……
学校の後。
アミュレットのメンバーとダンスレッスンを受け、俺はアパートに帰ってきた。
カーペットの上に寝転がりながら、ピンク色のストップウォッチを見つめずにはいられない。
朝、いきなり明梨ちゃんが俺の前に来た。
『私でも……いい? 学園祭ライブの……司会……』
苦しそうな表情で、必死に言葉を紡いでいた明梨ちゃん。
俺たちの司会をしたいって言ってくれた。
飛び跳ねたいほど嬉しいかった。
それなのに……
俺がささやいた言葉は、喜びの感情なんかじゃなくて。
すでに決まってしまった現実のみ。



