へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目





朝の一件から、麻帆ちゃんとはギクシャクしている。

席は隣なのに、麻帆ちゃんは明らかに私をシャットアウト。

目が合うと逸らされる。

不機嫌顔で、ムスッしているし。


麻帆ちゃんに、嫌われちゃったよね……

もう、笑いかけてくれないかも……



お昼休みになりました。

幸せオーラあふれる翠さんが迎えに来て、雅くんは教室を出て行った。


そして私はいつものように、珀ちゃんと亮ちゃんとお昼を食べる準備をしている。

その時、低めのイライラ声が私の背中に突き刺さった。



「ちょっといい?」


え?


振り向くと、立っていたのは麻帆ちゃん。

温度を感じないシャーベットアイスのような冷たい視線が、私の瞳を貫いてくる。


「話があるんだけど。明梨、一緒に来て」


私が頷く前に麻帆ちゃんは廊下に向かって歩きだしたから、慌てて私も後を追う。