へたれアイドル卒業します アミュ恋1曲目


 
目の前の丸テーブルに、ペットボトルが置かれた。


「飲み物、メロンソーダでいいか?」


緑大好き。

メロンソーダは大好物。

珀斗君、ナイスチョイス。


「ありがとう」と、俺はペットボトルに手を伸ばす。


「オマエ、腕細せーな。そんなんでペットボトルの蓋あけれるわけ?」


「握力は平均くらいはあるし」


「ふーん」


俺と対面状態。

丸テーブルに片肘をつき、だるそうにメロンソーダをのどに送り込んでいる珀斗君。

また俺たちの間に、無言の気まずさが流れはじめた。

はぁ~、会話終わっちゃったなぁ。