お花が大好きな君へ

第11話

朝、小鳥のさえずりがして僕は目をさました。


昨日の○○を思い浮かべるだけで充足感に満たされる。


○○、


おはよう

と声をかけ、○○のいる方を向いた。




しかしそこには



誰もいなかった。



家中探し回っても何度携帯に電話をしても○○と連絡がつくことはなかった。