TIPOFF!! #LOVE SUMMER






「はぁあ!?なんで交代!?」
こんないいところで…と未茉が詰め寄ると、
「5対9。夢中になって気づいてないでしょ?リーチかかってるからね。」

「ガーーンッ!!!マジかよ!?」
思わず得点板を何度も確認するも、込み上げてくる悔しさを抑えるも・・・。

「ニタニタ」
喜びのカウントダウンの様子の禅を見た未茉は、もうすでにあの目に裸にされてるような迫り来る身の危険に渋々・・・翔真にバトンタッチをせざるえなかった・・・。

「おし。」
彼女からバトンタッチを受けとると、
「嬉しそうにしてんな・・・。」
と、三上と結城は苦笑いを浮かべる。


「へぇ。湊さんは俺に後一本も許さないっていうんですか?」

「もちろん。」
鋭い睨みに対してニコッと余裕の笑みで返す翔真。


バチバチバチバチッ!!!

「おぉ・・・燃えてる燃えてる。」
結城達は苦笑いで別の意味で二人の背景が火花で散らされていることに気づき、隣にいる未茉を見ながら、

「なんでコイツばっかモテんだ」
「ああ。今回謎なのは、白石に無縁の色気を感じてるところだよな。脱いでも想像つくこのまな板体型に。」
「まあ、中坊はなに見たって盛りつく年頃だからな。」

「お前ら・・・マジでぶっ殺すぞっっ!!!」
言い放題の二人に怒鳴り散らす未茉に、

「俺も手伝う…」
キタローがギラリと片目を光らせると、一斉に体育館は静かになった。