「だ・か・ら俺が教えてあげるって。未茉ちゃん。」
肘を付きながら未茉を見つめてニッコリ微笑む翔真に、
「諦めて教えてもらいなよ。」
「そうだ。手取り足取りな。」
ニヤニヤした顔の結城が言うと翔真もニヤニヤした顔で返す。
「やだよっ!!ぜぇーたいやだッ!!水着着て来いだなんだもー言うし。次は裸になれとか言われそうだからな。」
「大丈夫。それは一方的じゃなく合意的な方がいいからね。」
「・・・あ?!!何言ってんだよ!!この変態っ!!」
「あはははっ」
一枚も二枚も上手な翔真は何を企み考えてるのか油断ならない未茉は信用してなかった。
「いいっ!!翔真に頼るくらいなら自分で頑張るッ!!大体海でもサメが出るからって水着の上から力づくで触ってくる翔真はあてにならねーからな!!」
「は・・?サメが出る海なんて普通遊泳できないだろ?」
冷静に考えれば分かるだろう・・という三上のツッコミに、
「あぁ?!お前嘘ついたのか?!」
「え、信じてたの…?てっきり照れ隠しかと思ったよ。」
「おっ・・・お前って奴はぁぁあああっ」
どこまでもすかした顔する翔真に未茉の怒りが噴火する。
「あっはっははっ!一方的からの合意的に持ってくのがお前は上手そうだからなぁ。」
結城は感心しながら巧みな翔真を見て笑いだし、納得する。



