TIPOFF!! #LOVE SUMMER







「行ってきまぁーすっ!!!」

次の日、家の前でお見送りするパパとママに未茉は元気よく大きく手を振り挨拶し、

「あ、健兄匠兄っ!!おーはよっ!!!」

「おーおはよー。」
「おはよう。未茉」

あくびをしながら挨拶する健に、優しい目で微笑みながら挨拶する匠の二人の間に入り、未茉は二人の手をとり、太陽が燦々と陽がさす空に向かって伸ばし、

「国体頑張るぞぉーいっ!!!」

並んでジャンプしながら東京駅へと向かった。



「あっ!!みんなもう来てる!!おーいっ!!!」

駅の改札前に着くと一際目の引く背の高い集団がたむろしているのですぐに分かった。

「おー、未茉やないか!お前も選ばれんか?」

嬉しいくせしてその白々しい言い回しの静香は未茉にタックルしてくると、
「あ?その台詞そのままお前に返してやるぜ」
その倍の強さでタックルをし返す
「なんやとコラ」

「静香、おはよ久々。」
「ス…スター兄弟やないかっ!!なんやっ朝から眩しいんやっ!!!大成男子にはまるてわない眩しさやっ!!!」
「「おいコラッ!静香っ!!」」
大成男子達にキレられるも爽やかな笑顔で美少年二人に挨拶され、静香は大袈裟にクラッと目眩をしながら挨拶をする。

「未茉、お前ちゅー奴は、朝からあんなイケメン二人に囲われご出勤やなんて随分いい身分やないか弱小高のくせして」
「あ?お前は補欠で選ばれた癖して何言ってんだ。荷物持て。」
「誰が補欠やコラッ!!!」
未茉に渡された荷物を床に放りなげてぶちギレる静香に、


「あんなうるさい生き物二人も連れていくなんて社会の迷惑にしかならないな・・・。」

ぎゃあぎゃあと騒がしい声に耳を塞ぎながら呆れるマイクが言うと、
「全くだ・・・。」
同行する大成の監督も頷いた。