「マジで!?あれ白石!?」
「可愛すぎなんだけど…」
「ヤバすぎる!!眩しすぎ!!」
もちろんその可愛さは砂浜でも翔真以外の男達の視線も独占しドクドクっと高鳴る心音をあげながら凝視してしまうくらいだった。
「なんなのよ~~アイツ」
「ウェストの細さは負けるけどうちらの方が全然胸はあるしっ!」
「遅れてきた女子可愛く見えるマジック使いやがって!!フンッ!!」
日陰では椎名を始めクラスの女子達は男子達の視線を独り占めする未茉に嫉妬の憎悪の視線が送られていた。
「なんだよ!どうした駿!!泳ごうぜ!」
未茉が海から上がり、砂浜に背を丸めて座りこむ哀愁漂う二階堂の元へ向かった。
「話なら聞くぜ!莉穂と何があった?」
思わず視線は前屈みになる未茉の胸元に禁欲男子二階堂は釘付けになると、
「未茉ちゃん。冷えると腕によくないから。」とニッコリ笑顔で未茉にパーカーを羽織らせるぬかりない翔真。
(余計なことを・・・)とチッと横目で睨む二階堂にべぇーと舌を出す翔真。



