「ねぇねぇ三上君がサーフィンしてるよ!」
「マジ!?超ーカッコいい!!」
そして女子達もいつもは冷静な三上が一人サーフィンに没頭してる姿がまたカッコよくて食いつく。
「俺との勝負は・・・」
結城と二階堂が相撲をとりはじめてしまい、すっかり忘れられた翔真の背後からパタパタと慌ただしいビーサンの音が聞こえてきて振り返ると、
「わぁーいっ!!海だぁーーいっ!!!」
‘いやっほぉーいっ’と砂を蹴り飛び跳ねながら未茉が太陽の日差しを浴びながら目の前一面に広がる青い海に向かって飛び込む。
「未茉ちゃん!」
「「あっ白石だっ!」」
「あ、未茉!!!」
もちろん水着を買うお金などない未茉は、一度家に帰って水着に着替えてショーパン姿で現れ、羽織っていたパーカーを浜辺に向けて投げ、
「行くよっ!翔真!!」
「う、うん!」
燦々と照りつける太陽の光がキラキラと反射する水面へと駆けていく未茉を眩しそうに翔真はすぐさま立ち上がり追いかけてく。
「「湊くぅ~~~ん!!もぉおおっ!!」」
「白石さんばっかりなんだから!!」
相手にされずに女の子達は涙ながらにそのつれない背中を恨めしそうに見つめる。
「きっもちぃー!!!」
ぱっしゃーんっ!!と波しぶきをあげて未茉は一気に頭から飛びこみ、
「ぷはっ!」と海面から頭を出し、ぷるぷるっと髪を振り水しぶきをあげ濡れた髪をかきあげながら翔真に手招きする。
「早くおいでよっ!気持ちいいよ!」
キラキラと水滴が光るおでこを見せた濡れ髪がいつも以上に無邪気な笑顔が溢れてる。
未茉の健康的な肌色によく映えるスカイブルーのシンプルなバンドゥの水着に白のショーパン姿は、
「やべぇな…」
想像以上の抜群の可愛さに翔真はとっさに自身の緩んだ口元を押さえるも、薄目にしてしまうくらいの眩さに半分硬直状態だった。



