TIPOFF!! #LOVE SUMMER






「わぁーっ!これもうまそー!!いただきっ!!」

炭火焼きの網に並べられた焼肉棒をペロリペロリと平らげてく未茉に

「あらぁ!あの子よく食べる子よ!!急いで串刺し肉追加作らないとっ!」
食堂のオバサン達も未茉の大食いっぷりは瞬く間に有名となったので急いで串刺しの用意をてんてこ舞いで始める。

「あぁっ!!!ここに焼いていた私のお肉ぅ!!!」
「ん?」
焼いていたはずのお肉が何本もなくなりジャイコが騒ぎだすと
「なんだ。ジャイコのだったのか。早い者勝ちだぜ?」
「まぁあっ!!!」
幾度となく繰り返される未茉の無礼さに怒りが込み上げ震えだし、

「理解に苦しむわっ!!あなたみたいな人をあの可憐で清楚で紳士な湊君が選ぶなんて!」
再び噴火寸前の真っ赤な顔で怒り出すジャイコ。

「あぁ?かれん?せーそ?ぶっ!はっはっ!!」
聞き慣れないフレーズに吹き出して未茉は笑うと、
「きゃぁあっ!口から何か出たわよっ!!なななんてはしたないのっ!!」
すかさずハンカチを取り出してジャイコはほっぺに飛ばされた食べかすを一心不乱に拭きだす。

「だって翔真がかれんって」
だははははっ!!と美味しいお肉に上機嫌になり笑いだす未茉。