「エマ来ねーの?」
廊下で待っていた不破は戻ってきたららに尋ねると
「応答なし。どうしたんだろ。負けたわけでもなんでもないのに。」
「まぁ基本自分の殻に閉じ隠る奴だからな。」
「うん。でも今日のエマなんか変じゃなかった?」
「そうか?それより早く飯行こうぜ。腹減った。」
さりげなくららの肩に手を回すと、
「ちょっと・・・何この手。」
馴れ馴れしく回された手をギュッとつねると
「いってぇっ!!!」
「当たり前でしょ!やめてよ!!」
スタスタと先を歩く冷たいららにイラッとした不破は、
「俺は愛知ではキングだ!!!」
「な」
急に後ろから大声で偉そうに叫びだす不破にららは驚いて振り返る。
「俺よりすげぇ男なんかいねぇんだ!!今までどんなプレイヤーもこの手でぶっ潰してきたんだ!!」
「…」
「この俺様よりいい男がどこにいる!!?お前にとっては俺以上の男なんかどこにもいねーんだよ!!」
「竜之…」
「お前にはもったいねーくらいの男だろうが!!!この贅沢女がよく見ろバカ女!!このブスが!!」
「ブ・・・?」
ピキッ……と自分の額の血管が破れた音がしたららなのであった。



