「「うぎゃぁぁあああっ!!!」」
遠くから聞こえるさっきまでとは全く比べ物にならない悲鳴が待機する未茉達の元まで響く。
「なんだ結城の奴、急に張り切りやがって。」
お化けスポット2の未茉達までたどり着くことなく、お化けスポット1の結城のところで引き返してしまうペア達が相次ぎ、暇を持て余すのであった。
「で出たぁぁぁぁぁぁ!!!」
「いやぁぁぁあっ!!」
ただ普通に暗闇の中、白装束で立ち続けるだけでみんなが引き返していく複雑な心情のキタローだが、未茉の役に立ててることに喜びを感じて薄ら笑いを浮かべているのであった。
「なんかもうゴールに辿り着かずにみんな引き返して来ちゃうから、俺らも行きましょうよ。」
三上からライトと地図を受け取り翔真はガタガタと震える不破を引っ張るも、
「お・・おうっ・・・!!」
ゴクッと生唾を飲み、
「俺の側から離れんな!!」
カッコつけながら翔真を睨むも、
「いや不破さん・・・。」
あまりにも密着してくる不破に、
「少し離れて下さいマジで。」
男に抱きつかれてもちっとも嬉しくない翔真はひきつりながら言うも、
「お前が霊界に連れてかれねーようにしてやってんじゃねぇーかっ!!!」
「連れてかれるわけないでしょう・・・。」
呆れながらさっさと前を歩く翔真に、
「おいっ!!!こらぁ待てぇ!!!翔真っ!!」



