TIPOFF!! #LOVE SUMMER







「ハッ・・・!!まさかとは思うけど星河健さんにコクられてるとかいうオチはないよねっ!?」
もしや・・・と思いつつ、ららは確かめるように尋ねると、

「オチ?」
「そう。コクられてるとか?」
「うん。まぁそうだなぁ。」
「!!!」
ピカッ!!と雷が落ちたようにららは口を開けたまま床に崩れ落ち、

「なんて羨ましすぎる奴なの・・未茉は・・・。星河さんに憧れる何千人の女がいると思ってるのよ!!」
翔真に…幼なじみには星河兄弟…兄弟にはキング・桐生嵐。物凄いハイレベルな男に囲われてるその背景にクラクラし始めた。


「じゃ、星河健さんか湊で迷ってるってわけか。」
「もう迷ってねーよ。別に。」
「え?」
「ただ健兄に言いたくねぇんだなぁ…。健兄よりも翔真が好きだなんてさ。」

「傷つけるから?」
「あたし昔から健兄にはいつもしてもらうばっかだったし、特別に大好きだったし、気持ちに応えられるものなら応えたいんだよ。」
「……」
「でも翔真に触れたいって気持ち、触れられたいっていう、こー衝動?みたいな気持ちが止まらないんだ。」

「なんか・・男みたいだけど。いい分が・・。」
唖然とするららに「よく言われる。」と未茉は頷き、
「別に翔真と絶対付き合いたいわけじゃねーし、健兄を傷つけるくらいならこのままでもいーような気がするんだけど。」

「でもちゃんとはっきりさせなきゃ星河さんだって次に進めないじゃん。」
「次??」
「そうほら、未茉がちゃんと断らなきゃ告白した手前、別の人好きになったりしたり彼女作ったりできないじゃん?」

「……そっか。」