TIPOFF!! #LOVE SUMMER





「そういうさどこでもちゃんと流されずにケジメがつけられるとこ。コイツとは大違い。」
ジロリと不破を睨みながら、ららは言った。

「まあ、違いますよね。」
何事もなかったように微笑みながら翔真も頷くと
「う……うっせー!」
二人の間に何かあったのであろうが、つっこめずにみんないると、


「…らら。翔真のこと好きだったの?」


思いがけない告白に未茉が尋ねると、ららは‘ハッ!’として、
「いや違う!!違う!!昔いいなって思ったレベルで未茉が思うような…」
めいっぱい両手をふり全否定するも、

「ダメッ!!昔いいなとかでも思っちゃダメ!!」
「ご……ごめん!!でも本当に違くて!!」

「っーかお前彼女でもないのに偉そうに焼きもち妬いてんじゃねぇっ!!」
不破のもっともな突っ込みに結城と三上は‘うんうん。’と頷く。

「え……焼きもち??」

未茉は思わずぽかーんと口を開けながら聞き返し、

「やった。」
翔真を見ると嬉しそうに微笑んでるが……

「やだっ!!そんな餅とかカッコ悪いのはっ!!!」
「惚れたら大概カッコ悪いものだよ。」
「違うっ!!!」
そんな事実は認めまいと頭を横に強く振ると、
「いや、焼きもちだな。」
「焼きもちでいいじゃん。」
「っーかなんでもいい。」
背後で半分どうでもよさげに言い出す男達に

「違う!断じて焼きもちじゃない!!だって今あたし翔真にムカついてるんだもん!!!殴りたい感じ!!!」

「だからそれが立派な焼きもちじゃねーかっ!!」
イライラしながら結城は立ち上がり未茉に指を指していう。
「いいか?お前は翔真に焼きもちを妬くくらい……」
と言いかけた時、

「やべぇっ!!斎藤が見回りだした!!!」
外から戻ってきた男子が部屋に駆け込み、みんなに伝えると
「「げっ!!」」
もちろん一番ヤバイのは未茉とららと不破だった。