「で・・・?次は・・?」
ゴクッと息を飲みながら更に真っ赤な顔をして女子達が顔を近づけてくる
「なんだよ?顔近いし食えな・・」と言いかけると、

「だぁーかぁーらっ!!!キスの次よ!!キスの次はっ?!!」
「キスの次?」
「もぉー♡♡やだぁっ!しらばっくれちゃってぇっ!!何もないなんて言わせないんだからぁっ!!」
未茉の肩を興奮余ってバシッバシッと叩きながら尋ねてくる。
「キスに次なんかあんの?」
「だぁーかぁーらっ」
ごにょごにょ・・・と耳元で言われると、

「セッ・・・セックス!!?」

女子の衝撃的なワードに思わずボトッ!!とポテチとチョコの箱を床に落としてしまった。
「えっ!!何その反応!?」
「もしかしてまだ!?」
「もう付き合って結構経つよね!?」
二人が付き合ってないなんてみじんにも思わない女子達は、真っ赤になって硬直する未茉に迫り聞く。

「セセセ…セックスというのは……キスの次なわけ……!?」

腰抜ける未茉は確かめるように聞き返すと、
「もちろんよ~~!!!!」
「当然じゃない!!それがメインじゃない!!!」
「キスは前菜よ♡」
「前菜からの~~」



・・・・メインッ!!!!