「あーっ!!のぼせたぁ・・・」
風呂場を出た洗面所のリクライニングソファーで未茉は大の字になり、タオルを瞼にあて火照りを冷ますと、
「そりゃそーだよ。風呂で暴れんだもん。」
ららは笑いながら横になる未茉をうちわで扇ぎ、
「自販あるから飲み物買ってくるよ。ポカリでいい?」
「ありがとー!!」
しばらくするとヒヤッとした冷えた缶の感触が頬に触れて、
「らら。ありがとー。気持ちいー。」
その冷たさに気持ちよくてついウトウトし始めるも、
「……なぁ、男てさ女の胸とか見てんだな。見てないようなふりしてさ!大きさ当てなんかして何が楽しいのかな?」
未茉はなんだかまた急にムカムカしてきてららに尋ねる。
「巨乳だって!巨乳だったら何がいんだよな!?別にお前の為の胸じゃないしっ!!だったら巨乳を好きになりゃいいじゃん!!あたしなんか好きになりゃなきゃいーのに!!!腹立つぜ!!」
「……」
「なぁっ!聞いてんのかよ!?」
反応のないららに未茉は思わず瞼の上のタオルをとって起き上がると、
「うん。聞いてる。」
プッ……クククッと笑いを堪えながら未茉を見る翔真が座っている。



