「ボロ負け・・・。」
あんなに気合いの入った試合だが、名古屋に30点差もつけられてボロ負けしてしまった明徳男子は、
「罰は50往復のアザラシだぁあ!!!」
「「「げぇえぇえ」」」
野村監督からは、体育館中を手足のかなりの苦痛を強いられるずりばいをしていく恐怖の罰を与えられたあげく、
「腹筋、背筋、スクワット300ずつだぁぁあ!!誰か一人でもサボったら1からだぞぉぁお!」
「「うげぇぇえぇっ」」
「あんだよもー!!なっさけねぇなぁあ!お前らは!!」
夜男子部屋に行くと、みんな白目向いて痙攣をして意識は失い、起こしても誰一人起き上がれずにいた・・・・
「らら行くっよーー!!!」
体力の有り余る未茉は、ららと遊び飽かした後、合宿所のお風呂で素っ裸で思いっきりダイブした。
ザッパァーーンッ!!!
「あはははっ!!てか怪我するから!!」
水しぶきがかかり笑うららのすぐ側で水面からあがり顔を出し、
「ひろーいっ!!!最高っ!!!」
夜練をしていたので誰もいない大浴場で未茉は飛び込み泳いだ。
「夏なのに泳げないからねぇ~」
「合宿所プールあるよな!?あれ泳げないの?」
「毎年どっかの大学の水泳部が来てて昼間ずっと使ってたよー。この合宿所色んな部活の人達来てるよねー!」
「ふーん。あっ!らら!見て!」
未茉は外へ繋がる扉を発見すると、
「露天風呂だっ!!露天風呂もあるよ!!」
「えっ嘘っ!?」
その言葉にららも立ち上がり、外気で曇った扉を開けると
「わっ!!広いっ!!!」
木々に囲まれ薄暗く岩場の御風呂から湯けむりが立ち込めていた。



