「タッタラタッタラ~♪朝御飯はなぁーにかなっ!」
食堂に入り歌いながら、おぼんを持つ未茉を横目に
「アイツはほんと小学生だな・・・なんだあの歌は」
「新しいとことか行くと妙に張り切るよな・・・」
これから地獄の練習があるというのに。と結城と三上が呆れてると、
「白石!!てめぇーは今すぐ俺に7900円払いやがれ!!」
ダンッ!!と不破はご飯のトレーを勢いよく置き、未茉に金を請求してきた。
「あっ!?なんなんだよ!!」
「なんなんだよじゃねーよっ!お前俺のシャツにヨダレたらしやがって!弁償しろ!!」
「翔真、コイツ大丈夫か?なんかおかしいこと言ってんぞ。」
隣に座る翔真に不破を指差してマジ顔で尋ねると、
「大丈夫じゃないかもなー」
猛烈な眠気から上の空で答える翔真に、
「お・・・おめぇら」
怒りで握っていた割り箸をバキッ!と思わず折って立ち上がると、
「やめなよ。竜之介!」
トレーを持ち呆れながら不破の隣に名古屋第一のTシャツを着た女の子がやって来た。
「あれ?湊!?」
その女の子は翔真を指しながら確かめるように尋ねる。
「あたしだよ新川らら!」
「‘らら’ちゃん!?」
その名前に反応したのは未茉だった。



