「結城ぃ!!!お前かっ!!!勝手にあの妙なサイトの取材に答えたのはっ!!?」
「ゲッ・・・!!バレた!?」
「だからバレるったのに・・」
隣で呆れる三上は呟くも、未茉は勢いよく結城の胸ぐらを掴み、
「あ?どういうことだか説明してもらおうか?」
「わ……わりぃわりぃ・・・一言答えたら購買の1000円券くれるって言うからよ・・」
‘おさえておさえて’と両手をあげながら苦笑いするも、
「おぬし、もしや友達を金で売ったんかっ!!?」
「わ・・・わかったわかった!!そうだ!!こ、これやるからっ!!」
購買で買ってきたお菓子と見受けられるビニールを未茉に差し出すも、
「成敗してくれるわっ!!!このバカタレがぁぁあっ!!!」
未茉の飛び蹴りが結城に炸裂し、
「「うるせぇーぞ!!!白石!!結城っ!!!」」
テスト前の追い込みがかかりピリピリした空気のクラスメイトからは野次が飛んだのであった。
「今回のテストは諦めよう……全く分からん。」
人生を棒に降ったように呟き、机に顔をつけ涙を流しながら、寝たまま結城から奪い取ったお菓子のポッキーを静かにぱくぱくと食べ始める。
「しょうがないな…白石。どこが分からないんだよ。」
「三上ぃ…」
目の前には学年上位の三上が座ると未茉には救いの神が舞い降りたようにキラキラと輝いて見えた。



