TIPOFF!! #LOVE SUMMER





「練習着貸せよ。洗って乾燥機かけちゃうから。」
帰ってくると未茉はテキパキと着替えを回収すると、
「え…いいのか?」
「いーよ。和希のも洗うし泊まるなんなら洗いがえないと困るだろ。」
意外に気のきく未茉に三人は驚くも、

「和希、てめぇは風呂掃除しとけったろっ!!」
再び弟へ片足げりをするやはりいつもの未茉だった。



「え・・うまっ!」

そして昨日大量に作り冷凍していたコロッケを揚げてサラダとスープを作り夕飯に出すと、一同は驚きの声をあげた。

「おま・・・本当にこれお前が作ったの?」
改めて結城は確認すると、
「ねぇーちゃんに惚れんなよ結城。」
ニヤッと不適な笑みを浮かべながらコロッケを平らげてく弟・和希に、
「あっ!?惚れねーよ!!!こんな女にっ!!白石と同じくらい生意気なガキだなお前・・・!!」
「いや、そう言って男はみんなねぇーちゃんに惚れてくんだ。俺は何十人も見てる。」

(な・・何十人・・)
そこで思わず箸を止めピクッとするのは翔真だった。


「俺はこんな色気のかけらもねぇ女これっぽちもタイプじゃねぇんだよ!!」
結城に指差されると、未茉は結城のコロッケを取り上げ「食うなっ!!」といつもの喧嘩が始まる。

「旨いなぁ… 未茉ちゃんの手料理。今すぐお嫁さんにしたいくらい。」
美味しくて幸せに浸りながら食べさりげなくプロポーズをする翔真に
「えーっ!あたしは嫁が欲しい!!料理洗濯掃除こなしてくれる男嫁っ!!」
「・・・・。」

「本当に旨いね。白石には作れないだろうという固定観念から更に旨く感じるよね。」

「三上、それ褒めてんの貶してんの?どっちだよ・・・」