「ありがとうな。キタロー。」
未茉は悔しそうな表情を浮かべ俯くキタローの机から覗きこんで微笑むと首を横に振った。
「めちゃくちゃ練習して必ず冬はお前を全国に連れてくから。」
感無量のキタローは顔もあげられず、涙を堪えてると、
「今日さ一緒にお昼食べようよ。」
「……!!」
突然の誘いにキタローは驚き顔をあげると真っ赤な顔で首を縦に振る。
「やったぁ!」と未茉は心から喜んだ。
「いいのか?邪魔しなくて。」
結城は席に着きながら未茉とキタローの方を見ながら意地悪そうに翔真に言うと、
「北には俺、敵わないな。」
お手上げしながら笑った。



