シュゥゥゥゥゥゥ…… 「もういい加減にしなよ。リンもミライも。もちろん、アカネもね。」 アカネが握っていた剣の炎は、水属性のカナタによって消火された。 「ユラ、悪いけど、炎で焼けちゃったとこ、修復してくれる?」 「あ、うん。すぐ出来るから、大丈夫!」 カナタに言われたとおり、廊下の壁やら天井やらを修復した。 「よし、式典始まるから、行こっか。」 私達は体育館に向かって歩きだした。