ここは…………? 水色のカーテン、金の装飾、青色の小花柄の壁紙。 あぁ。ここは、ユズハの家だ……。 「ユラ……。」 あれ……。カナタ……? 太陽の差し込む部屋に、カナタの影が伸びる。 優しく私の顔を覗き込むカナタは、日の光に照らされ、彫り深い顔がいっそう際立つ。 ふと、カナタの手が伸びてきて、 優しく頭を撫でられる。 「大丈夫?」 「うん。もう本当に、大丈夫。」 じわ………… あれは…何……。 ふと、違和感を感じた。 黒い…………シミ……?