☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:☆
「ん……ここは…………。」
目を覚ますと見慣れぬ豪華な部屋。
私は、大きなベッドに寝かされていて。
起き上がると、まだ気持ち悪くて、クラクラする。
カチャ……
ドアが開き、金髪でエメラルドグリーンの瞳が綺麗な男性が入ってきた。スラッとした長くて細い手足。大きな瞳には、長いまつ毛がびっしり生えている。
「……気分はどうですか?」
そう聞いてくれる男性は、ベッド側の椅子に座った。
「……あの、もしかして……
ラクレス様ですか?」
男性は、驚いたように目を見開いた。
「はい。覚えていて下さったのですね。」
微笑む姿もあの頃と変わらない。
ラクレス様は、このレオ王国第205代目王子。私の一つ下の男の子。
幼き頃は、あんなに可愛い男の子だったのに、今ではもう立派な大人。
「立派な男性になりましたね。
背も抜かれちゃった。」
でもどうしてラクレス様がここに……?
「それより、ユラ姫。体調はどうですか?
レオ王国1番の医者に毒を抜いてもらったのですが。」
「はい。まだ少し体調は悪くて……
でも大丈夫です。自分の魔力で治しますか
ら。」
「でも-」
「何言ってるのよ。ユラ。」
え?
「ん……ここは…………。」
目を覚ますと見慣れぬ豪華な部屋。
私は、大きなベッドに寝かされていて。
起き上がると、まだ気持ち悪くて、クラクラする。
カチャ……
ドアが開き、金髪でエメラルドグリーンの瞳が綺麗な男性が入ってきた。スラッとした長くて細い手足。大きな瞳には、長いまつ毛がびっしり生えている。
「……気分はどうですか?」
そう聞いてくれる男性は、ベッド側の椅子に座った。
「……あの、もしかして……
ラクレス様ですか?」
男性は、驚いたように目を見開いた。
「はい。覚えていて下さったのですね。」
微笑む姿もあの頃と変わらない。
ラクレス様は、このレオ王国第205代目王子。私の一つ下の男の子。
幼き頃は、あんなに可愛い男の子だったのに、今ではもう立派な大人。
「立派な男性になりましたね。
背も抜かれちゃった。」
でもどうしてラクレス様がここに……?
「それより、ユラ姫。体調はどうですか?
レオ王国1番の医者に毒を抜いてもらったのですが。」
「はい。まだ少し体調は悪くて……
でも大丈夫です。自分の魔力で治しますか
ら。」
「でも-」
「何言ってるのよ。ユラ。」
え?
