「でも、アカネに会えてたら、2人はもっと早くユラに会えてたかもな。」
「ん?なんでそう思うんだ?カナタ」

カナタはやれやれといった顔で、

「だってアカネは、召喚魔法が使えるんだ。そうしていれば、ユラをその場に召喚して会えてたかもしれないでしょ?」

確かに。カナタの言う通り…。

「うわぁ〜そういうこと言うなよ〜!カナタ〜。俺たち1ヶ月前に会ってたのに〜!」

まぁまぁ、ミライ落ち着いて〜。

「会えたんだもん。いいじゃん。
ジェミニ王国行こっ!」
「うん!!」
「おう!」

私達の旅が始まります。