『そろそろ新しく改造したいなぁ。美しい城に住みたいなぁ…。そう思わんか、リン?』

「で、火が付いたと……?」
「うん!!そうなの!!パパが美しくて新しいお城に住みたいな〜って言ってたから、私がお城を破壊して、建て直す役に立てたらなぁ〜って!」
「な、やばいだろ?コイツ。そん時、ちょーどリンの近くにいた俺は止めようとしたけど出来なくって。
お城の一部が崩れた時なんて、国王ポカーン、俺ポカーン、リン大はしゃぎ☆みたいな。」

……。
リンちゃんやば……。

「…だから、国王と俺で回復魔法が使えるユラを探そうって話になって。
ランは、リンの破壊した城を見て腰抜かしちゃった国王の補佐があるから来られなかったけど。
……やっとみつけたよ。」

だからって1年間も探しててくれたの!?
他にも方法あったんじゃ……。