「ア~蟹玉、ア~春巻、
ア~ポテトフライ、ア~餃子。」
・・・ポテトフライ??
「おいおい、
誰だよポテトフライ頼んだの!」
どうやら疑問に思ったのは私だけじゃないらしく、
ほろ酔いで良い気分になった男性社員の1人が声を張る。
「え、俺だけど。」
「あ!斉藤主任でしたか。」
どうやら手を挙げたのは、ボス塚本課長に次ぐウチの“No.2”斉藤主任だった。
「逆にね、こういう所のポテトフライは絶品なんだよ。ほら角松さんも食べてみてよ。」
「・・あ・・ホントだ。
美味しいですね。」
なるほど・・これは新しい発見(・∀・)
各ファーストフード店が誇るポテトとはまた一味違う・・
なんというか“お蕎麦屋さんのカレー”に通ずる独特な美味しさがある。
油?ケチャップ?
そのメカニズムは分からないけど、“中華料理屋のポテト”の美味しさを発見できた。



