「蓮花!分かる?大丈夫?」

「みのり、大丈夫。ありがとう。」

私を見下ろすみのり。そのみのり越しに見える白い天井。

まわりにはピンク色のカーテン。

あぁ、私倒れたのか。なんだっけ?体育でバスケしてて…突然意識失ったのか。

「蓮花が急に倒れるからびっくりしたの」

私何にも出来なくて、と涙目で話すみのり。

「最近寝不足だったからなぁ。」

「寝不足?寝れないの?嫌なことでもあった?」