みのりから受け取った水筒には冷たいスポーツドリンクが入っていて、私の体に染み渡るようだった。

「よし、生き返った!晴、もう1回私と勝負しよ!」

「え!?蓮花ちゃん、まだやるの?」

「もちろん!!たくさん休憩したし!晴はまだいけるでしょ?」

「もちろん、任せろ!絶対負けねえ!」

「まぁ、負けたらみのりにカッコ悪〜って思われるしね。」

小声で晴に聞こえるように言う。