私は今の自分の姿を鏡で確認してはない。

正直、怖い。今の自分の姿を見るのが。

見なくても分かる。髪は抜け落ちてないだろうし、頬はこけてる。

きっと2人から見た私はかつての私ではないだろう。

2週間ぶりに会った私がこんな状態なんて…ショックだよね。

2人と私の間に流れる沈黙に耐えられず、私は下を向いた。

すると、晴の手が伸びて来て私の頬を思いっきり引っ張った。

あまりの痛さに私は何すんの!と晴を睨んだ。

「あはは、いつもの蓮花じゃん、全然変わんねえ。」

晴は笑っててそれを見たみのりもまた笑っていた。

変わった私の姿をみても晴は私のことを変わんないといった。