都会の大学は 自由で 解放的で。 地方の女子校から 入学した私は 雰囲気に呑まれて なかなか 友達が できなかった。 1人 黙々と 構内を歩く私。 大学生になったら やりたいことが たくさん あったのに。 怖気づいて どうしていいか わからないまま。 大学が 嫌いになりかけた頃。 私に 話し掛けてくれた 理沙。