再会した幼なじみは☓☓オタクになっていました。

そして、黒炎くんに似ている。自分自身を傷つけてまで、大切な人を守ろうとする意思の強さ。

焔さんは自分の弟を守るために、今も必死に身体を張っている。


……やっぱり、私はまだ紅炎さんのことを心から許すことはできない。クリスマスイブの日、黒炎くんと同じ時間を過ごせたのは幸せだったけど、それまでの苦労が大変だったし。


「紅蓮会長、部屋に入ってもいいですか?」


コンコンとノックをして声をかける。いきなり入るのはまずい気がする。特に執筆中だったら、集中してるだろうしね。


返事がないから、リビングに戻ろうとすると中からドアが開いた。