あれから綾は俺が呼び出さない限り近よらなくなった 自分から俺の元に来るようになるまで何回も何回も抱いては流した 先に寝る綾を見るたび罪悪感に犯されるのに我慢できず今日まで来てしまった あの日を境に俺たちの関係は元に戻れなくなった ただ綾を愛し、愛されたいと思っただけなのに 「こんなことならもっと早く手放せばよかった」 そしたら、あいつの笑顔を守り通せたかもしれないのに 聴き慣れた着信音が鳴り響く 表示された名前は凪だ 「は、あいつなわけ無いか」 勝手な期待は自分を傷つけるだけ