「いーづ!おはよう!」

「おはよう、瑠璃。」

瑠璃は涼しい色合いで
薄いピンクと白のワンピースを来ている。

うん、可愛い。

それに対し私は淡い水色のTシャツに
デニムのショートパンツ。

しょうがない、一番近くにあったんだ。

そんなことを考えていると瑠璃に声をかけられた。

「いづー!いくよー?」

「ん。」

話してたら案外すぐについた。
15分ぐらいだろうか。

瑠璃がインターホンをおすと

「いらっしゃい、瑠璃ちゃん。
あなたが伊月ちゃんね?二人からよく聞いてるわ。」

…上田君のお母様が出てきた。
若々しくて美人である。

「おじゃまします。
これつまらないものですが…」

そういって瑠璃と渡す。
瑠璃も何かを持ってきてたのは知ってたけど…中身がケーキとは…すごいな。

「まぁ!ありがとう。
郁弥なら部屋にいるわ。」

「「ありがとうございます。」」

そういって瑠璃と上田君の部屋に向かう。