「ねぇ、椛 … 今、そっち、行ってもいい?」 声を聞いたからか 無性に椛の近くに行きたくなった 「え…来てくれるの?」 「あー、ダメならいいよ ごめん」 「いいよ」 椛の声が 心なしか嬉しそうに聞こえた 「じゃあ、女装して行った方がいいかな?」 オレがわざと言うと椛が笑った