「あー、もぉいいや…
なんでもない!」




布団の中から

椛が顔を出した




はー…



「あ、椛も外の空気吸ってる
懐かしくない?
その感覚…」



「うん」

椛が微笑んだ





「まぁ、いいや…
かわいいから
もぉ、なんか、いいや…」



オレ

自分を鎮めてる




虚しい…




布団から出る
椛の肩から

ブラのヒモが外れてたのが見えた



ㄙㄣ̔ㄙㄣ̔



オレは肩ヒモに手を掛けた






外さないで

椛の肩に戻した




我慢…


無心…


鎮静…




なに?


なんの修行?