「お兄ちゃんね、実はママのお友達なんだ。名前は、鳴海 仁。きみのお名前は?」
「えっと……。そうただよ、みずしま そうた。ママはそうちゃんって呼ぶよ。ねっ? ママっ」
「うん、そうだね」
淀みなく話す颯太を見て、ホッと胸を撫で下ろした。鳴海くんの事をどう言って紹介したら良いのか分からなかったので、彼の優しい対応が物凄く嬉しい。
「颯太くんか。カッコいい名前だね? ママが颯ちゃんなら、お兄ちゃんは颯太くんって呼んでも良いかな?」
「うん、良いよー」
ふにゃっと笑う颯太を見て、鳴海くんも笑みを浮かべて八重歯を覗かせる。そのままスッと立ち上がった彼と目が合った。
「沙耶さん、今から颯太くんとお出かけですか?」
「……あ、うん。近所の公園、に……」
そう言ったところで、カァッと頬が熱くなる。今から行こうと思っている場所は、昨日鳴海くんと行った公園で、イコール、鳴海くんとラブラブだった場所だ。私の脳内に昨夜のキスが思い起こされた。
「……ああ」
鳴海くんにも赤面が移り、彼は恥ずかしそうに頭を触った。
「ママ、どうしたの? 顔がタコさんみたいだよ?」
ーータコって。
「ううん、何でもないよ。ほら、颯ちゃん。ちゃんとジャンバー着て行かないと!」
私は慌ててしゃがみ、それまで手にしていた颯太の上着を小さな肩に羽織らせた。
「えっと……。そうただよ、みずしま そうた。ママはそうちゃんって呼ぶよ。ねっ? ママっ」
「うん、そうだね」
淀みなく話す颯太を見て、ホッと胸を撫で下ろした。鳴海くんの事をどう言って紹介したら良いのか分からなかったので、彼の優しい対応が物凄く嬉しい。
「颯太くんか。カッコいい名前だね? ママが颯ちゃんなら、お兄ちゃんは颯太くんって呼んでも良いかな?」
「うん、良いよー」
ふにゃっと笑う颯太を見て、鳴海くんも笑みを浮かべて八重歯を覗かせる。そのままスッと立ち上がった彼と目が合った。
「沙耶さん、今から颯太くんとお出かけですか?」
「……あ、うん。近所の公園、に……」
そう言ったところで、カァッと頬が熱くなる。今から行こうと思っている場所は、昨日鳴海くんと行った公園で、イコール、鳴海くんとラブラブだった場所だ。私の脳内に昨夜のキスが思い起こされた。
「……ああ」
鳴海くんにも赤面が移り、彼は恥ずかしそうに頭を触った。
「ママ、どうしたの? 顔がタコさんみたいだよ?」
ーータコって。
「ううん、何でもないよ。ほら、颯ちゃん。ちゃんとジャンバー着て行かないと!」
私は慌ててしゃがみ、それまで手にしていた颯太の上着を小さな肩に羽織らせた。



