♩♩♪~~~ 着信の音で目が覚めた。 誰・・・・・・? 腫れた目をこすりながら画面を見ると、大和くんからの着信だった。 私は慌てて電話に出た。 「や、大和くん・・・!? どうしたの??」 『どうしたのじゃねえ。外出て来て』 「そ、外!?」 私は部屋の窓から外を見た。 「!!! 大和くん!???!」 外には大和くんが立っていた。 よりみちの閉店時間は8時。 もう11時前なのにどうしてこんなところにいるのかはわからなかったけど、私は大慌てで玄関を出た。