雅暉さんと会う回数や、二人きりではないと言え一緒にご飯を食べることも増えるにつれ、雅暉さんに緊張することはなくなってきた。


 大和くんや雨野くんと話す時のように自然と受け答え出来たり、目を見て話せたりも出来るようになった。


 日が経つに連れ、雅暉さんを知れば知るほど、雅暉さんに対する思いは強くなっていった。


 どんな雅暉さんも好きで好きで仕方がなかった。


 私は仕事終わりのラーメンを楽しみに頑張って残りの仕事を終わらせた。


 更衣室でリップと塗り香水を付け直した。


 塗り香水は、最近陽十香に教えてもらって購入したものだ。