和弥「…酔ってんだろ?どうやって帰るんだ?」

「あ、ゆっくり歩いて帰るので大丈夫です」

和弥「…送る。」

えっ…

「いえ、大丈夫です、すぐ着くので。
あの…私は大丈夫なので…戻って下さい。
今日はありがとございました‼︎」

出来れば一緒にいたくない。
少しでも早くこの場から立ち去りたくて、
そう告げて別れようとすると

和弥「じゃ、心配だから家着いたら連絡して。
これ俺の連絡先」

そういってメモを渡された。

亜妃「…はい」

とりあえずメモを受け取ると、
彼はお店へ戻って行った。

はぁ…疲れた。

「ゴホッゴホッゴホッ」

やばい、また咳が…。
もう今日はタクシーで帰ろう。

駅前だった事もあって割とすぐに
タクシーは捕まえれた。

家に帰った私はそのままベッドへ
直行し眠りについた。