「そろそろ、帰るか」

「そうですね」

そのあと、モルモットとひよことも触れ合い、だいぶ癒された。

帰るのはとても名残惜しいけど。


ふれあいコーナーからでると、先輩が、手を差し出してきた。


「?」

「名残惜しそうだから、手繋いであげるよ」

「え????」

「ほら、いくぞ」


わたしの手をつかみ、そのまま歩き出す。