手術が終わって目覚めたとき、そこには知らない女の子がいた。 とてもかわいい女の子。 前までのわたしの面影なんて一切ない。 中学までの自分は死んだんだと言い聞かせた。 そのあと、親の離婚によって苗字もかわった。 遼河美玲という名前。 今、目の前にいる女の子はその名前がぴったりにみえる。 その日からわたしの2度目の人生がはじまった。