紫愛と別れたあと。 1人で家までの道を歩く。 ふと、人の気配がした。 「ちょっと待っててな」 「うん。わかった!」 ん? 男の人と女の子の声? あの公園だ。 少し薄暗いが、好奇心に勝てず、寄り道をしてしまう。 覗いてみると、私の高校の制服の男の子と5歳くらいの女の子がいた。