「私は遥先輩のことが、大好きです。
私と、つきあってください」


ドキドキしすぎて、心臓、破けそうだし
耳まで熱くてたまらないし。


でも、
ちゃんと言葉にして伝えたかったの。


「俺も、凛花のことが超大好き。
墓場までつきあうから、覚悟しといて?」


……ん?


「……墓場まで?」


「うん、壮大な人生設計。

だから、この先も、
ずっと、ずっと、よろしくな。

……ってことで、誓いのキスを」


オレンジ色の夕陽に負けないほど
キラキラ輝く
遥先輩のまばゆい笑顔。


その腕のなか、
柔らかな瞳に見つめられ
甘く唇を重ね合う。


それは
心臓が痛くなるほど

嬉しくて優しくて。